インド旅行記 #06【ほんわり黄金色に輝く町】


最初は不安で少し怯えながら歩いていたこの町にも少しずつ慣れてきた。

猛烈なほどにクラクションを鳴らすバイクや車はもちろんのこと、牛、ヤギ、野良犬も避けなくてはならない。車や動物を避けるだけでなく、トラップのように散りばめられた動物の糞にも気を付けなくてはいけない。

それはそれは、初めは脳が混乱していた。
国の文化に慣れることすら最初は時間がかかるのに、そこに行き着くまでに物凄い数のトラップをも掻い潜らなくてはならない。

でも、慣れてしまえば楽しくなってくるのがこの国の面白いところ。

撮ってくれと言わんばかりのポジショニングの牛たちに出会ったり


「写真撮って!」と言われて撮ってあげると、写真を見て満足気にグーサインを見せ「じゃあね!」と言って立ち去ったり。(わたしにあなたの写真をどうしろと・・・!)


はたまた、「写真撮って!」と言われて撮ってあげると「はい、じゃあお金ちょうだい。」と、ちゃっかりしている方も。ただただ撮ってほしいのか、撮影代の名目なのかが分からないのがこの国。



子どもたちはHelloと言いながらわたしの後をついてきたり。(キラキラしていて可愛い)

全てが新鮮なんだけど、どこか懐かしいような温かみを感じる。それはゴールデンシティーと呼ばれる町の色がそうさせるのか、道行く人々がそうさせるのか。それは分からない。だけど、わたしの心がこの町の美しさにグッと惹かれていたこと。それは確かだった。

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