「やるか」「今のままでいるか」全てはわたしの手の中に。

ある夜のこと。 

*
もうすぐ、深夜0時。
寝支度を済ませたけど中々寝付けないわたし。 

貸したことすら忘れていた数冊の本が机の端に静かに積まれている。 

「あっ!借りてた本、机に置いてあるからね!」
そういえば、姉からそんな連絡があった。 

気になった1冊を手に取る。 

・・・。 



「 本音で生きる 堀江貴文 著」 

ホリエモンの本。
堀江さんの本はいくつか持ってるけど、この本は買ってから全く手をつけていなかった。

 

気になる部分に目をとめては、パラパラと読み進めていく。 

眠気を誘う為に読み始めたはずが、
ひとつひとつの言葉に愕然とし、はたまた喜びを感じ、寝るどころか、「やってやるぞ!」そんな気持ちが沸沸と湧いてきてしまった。 

探して求めていたのは睡魔のはず。 

そんなわたしは「やる気」に辿り着いてしまった。

 

“ Everything happens

in the right time for a reason.”

わたしの好きな言葉。 

“人生で起こる全てのことには意味があり、それはベストなタイミングで訪れる。”

そういう意味なんだけど、
「これはまさにそれだ。」そう思った。 

前回の記事を読んでくれた人は分かると思うんだけど、わたしは現在、未来を模索中。 

そんな中で、存在すら忘れていた本が、このタイミングで返ってきた。そして、今のわたしにピッタリのストーリーだなんて。 

神様はホントに面白いことをする。 

*
「言い訳をやめる」
この本で今のわたしに一番響いた言葉。

聞き飽きたような、ありきたりな、そんな一言。しかし、そんなありきたりな言葉にこそ、大切なことがたっぷりと詰まっているのかもしれない。

言い訳をするのは、できる理由を探すより遥かに楽。

お金がない、時間がない、才能がない、、、
そんな「ない」を探せばいくらでも出てくる。 

“ 本当に、暇な人ほど、「できない理由」ばかり挙げて、何もしないままでいる。しかし、うまくいく人は、「やるか」「やらないか」。それだけなのだ。”

自分のことを言われているようで、ドキッとした。

なんだってやってみなきゃ分からない。
やらずに死ぬほうが、やって失敗するよりよっぽどいい。 

トライとエラーを繰り返して、人は成長する。 

わたしたちが赤ちゃんの頃、一歩進んでは、転んでを繰り返したように。 

少しでも前に進もうと必死だった。 

何度転んでも諦めなかった。 

挑戦を恐れなかった。 

*
先日、私がいくつかの夢、達成したいことを語ったとき、ある人に言われた言葉を思い出した。 

「今!全部やりましょう!」 

これまたシンプルだけど、すごく心に刺さった。 

わたしのバケットリスト(夢リスト)の中に
「渡辺直美さんと共演する、お友達になる」
そう書いてある。 

自分らしさ全開で、すごく美しい。
日本国内に限らず、海外で活躍する彼女はわたしの憧れの存在。 

それを話すと、
「じゃあ今日、直接メッセージしてみたら?」 

また、そんな、なんともシンプルな言葉が返ってきた。 

「メッセージを送るのはタダだよ?もしかしたら、返事してくれるかもよ?」 

…確かに。 

わたしは物事を難しく考えすぎてしまう癖がある。 

そんなわたしをグルグル巻きにしている固定観念を、あっさりチョキ!っと切り、解放してくれた。 

*
そうだった、まだメッセージを送ってない…!

好奇心とやる気が沸沸と湧いてきたわたしは、これ以上本を読み進めることができなかった。

 

本をパチンと閉じたわたしは、すぐさまにニューヨークの時刻を確認した。朝の10時前、完璧だ。 

インスタグラムを開き、わたしの熱い気持ちを言葉にのせ、渡辺直美さんに送った。 

横になって目を閉じても
頭の中を駆け巡るたくさんの夢と、行動に移した爽快感と、期待とで、気付けば笑顔になっているわたしがいた。 

まぶたの裏に広がる夢の世界。見ていてすごく心地良かった。

きっと、そんなわたしの夢はまぶたの裏に留まることはない。いつかきっと、わたしの目の前にキラキラと眩く広がる。 

だって、夢って、本当に叶うから。
これまでもたくさん夢を叶えてきたし、これからも叶えていく。 

今回、わたしが直美さんに送ったメッセージに返信がくるかは分からない。(返事がきたら嬉しさで気絶するかもしれない) 

ただ、それ以前に、わたしは「やるか」「今のままでいるか」その選択肢の前者を選んだ。 

「たった一歩でも夢に近づく」そんな自分自身の背中を押した。 

そこに大きな価値があるんだと思う。 

「やるか」「やらないか」は、
今までも自分次第だったし、これからも、全て自分次第。 

人生はみんな平等に一度きり。
少しでも高く飛んで、そこから見える素敵な景色をこの目に焼き付けたい。

 

死ぬときに「人生超絶楽しかった!やりのこしたことなし!」そう言って、気持ちよく天に登りたい。 

*
きっと、弱気になるときがまたくる。
そんな未来の自分の為にメッセージを残しておきたい。 





やりたいことがあるなら、躊躇なくやっちゃえばいい。ひとつなんて言わず、全部やっちゃえばいい。トライ&エラー精神で、上手くいくまで頑張ればいい。

どうしても一歩が踏み出せないなら、自分にこう聞いてみて。

「やるのか」それとも「今のままでいたいのか」 

あなたなら、大丈夫。 

できるよ、絶対に。

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